ギターソロの楽譜って、中々見慣れないですよね。何か楽譜にいっぱい書いてある・・この記号何?どんなリズム?
この記事では、TAB譜ギターソロが理解していく方法を書きました。
読むだけで弾けるようになる、と言ってしまうのは流石に無理ですが、今後お役に立つ内容だと思います。それでは見ていきましょう。
こうすれば理解できる
「情報を整理」する。これを忘れないでください。
楽譜には色んな情報があります。何指で弾くの? このテクニックは何指でやる? どんな感じのリズムだろう?
それらをまとめて考えようとするから訳がわからなくなります。ひとつずつ整理していかないと、小さな階段も大きな崖のように感じるでしょう。
この譜面
今回は初級編ですので、簡単な譜例にしています。
ステップ1
「リズムはどんな風になっているだろう」という情報です。
上の譜面を見ながら、下のように見えるような状態をクセづけてください。
ギターソロに限らず、どんなバッキングでも1小節の中身を4つに分割して眺めるようにしてください。つまり1拍ずつ眺めるという事です。
こうすることでリズムに対する意識をもったまま練習ができます。
ステップ2
「何指で弾くか」という情報です。
これをどの指で弾くか・・までは残念ながら楽譜には書いていません。
じゃあ何指を使ってもいいんだ!という訳ではなく、効率のよくないフィンガリングなどもありますし、間違った指使いは変なクセの原因になります。
経験上これはどう考えても正しいフィンガリングが分かる方に丁寧に教えてもらうのが最善策です。
ステップ3
「どんなテクニックで表現するか」という情報です。
この場合 c と書いているのはチョーキングの事です。知らない方のために書くと、弦を曲げて音を高くするという方法です。
楽譜によってチョーキングは b (ベンド)とも書かれたりしますし、 半音チョーキング(hc , hb)や、ハンマリング(h)・プリング(p)・スライド(s)・グリッサンド(g)など、たくさんの表現テクニックがあります。
よってまず、これらの表現テクニックの記号がそれぞれ何を示しているかを知らなくてはいけません。もちろん、曲を通して学んでいくのが、近道でしょう。
【装飾音譜】に注意してください
試しに2拍目をご覧ください。
8分音符が2つと、16分音符が2つあります。これって・・1拍(4分音符)より長いの分かりますか?普通なら8分音符2つで1拍のはずです。でもそれより多いんです。
言っている意味が分からない方はこちらの記事に飛んでリズムの仕組みを復習してください。
よくみると、一番最初に書かれている8分音符は斜線が入っているでしょ?これは装飾音符といってその名の通り、次の音を装飾するためのものすごーく短い音符なんです。
どのくらい短いん? というと、リズムとしてカウントしないくらい短いです。なので装飾音符は、リズムとしてカウントしてはいけません。覚えておきましょう。
本日の締め
ギターソロの譜面を読み解くカギになるのは「情報の整理」です。3ステップで見るクセをつけてください。
ステップ1「リズムはどんな風になっているだろう」 ステップ2「何指で弾くか」 ステップ3「どんなテクニックで表現するか」
楽譜が苦手な人の役にたつことを願っています。頑張ってくださいね。
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2018.12.3
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