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注意!実は練習に向いてないアンプシミュレーター

最近ではパソコンやスマホのソフトを使用してギターの音を出すという方もおられるのではないかと思います。

しかしこれらは簡単に録音も出来て便利な反面デメリットもある事を知っていますか?

本日の一言

練習でパソコンやスマホのアンプシュミレーターを使うのはお勧めしません

(ただしこの記事では、フラクタルオーディオやケンパーといったプロユースの高性能モデリングアンプ、アンプシュミレーターなどの高価で性能が非常に良いものとは混同しないように、お読みください。)

 

理由① レイテンシー

まずアンプシュミレーターの場合、実際に弦を弾いて、スピーカーからその音がなるまでにタイムラグがあります。これをレイテンシーといいます。

初心者の方が使うとどうなるかというと、その出てきたタイミングに対して演奏しているという感覚を積んでしまいます。しかしこれは実際に弾いているよりも、遅いタイミングです。

つまり悪いリズム感覚を、無意識に多量に経験してしまうことになります。無意識なのが怖いところです・・(レイテンシーの少ないプロユース機器の環境がある方はあまり気にしないでも構いません。)

 

理由② 強く弾いてしまう

アンプを使っていない人でマルチエフェクターで深く歪ませる傾向がある人には、ピッキングでダイナミクスをつけるというのが苦手な方が多いです。

それもそのはずで、そもそも深く歪ませるとある程度以上の大きさで演奏しても大きくなりません。クリーンに関してはそうでもありませんが、小さな音の音の伸びまでは中々ちゃんとした音で聞こえないものが多いでしょう。上達していくためにも、まずは自分の出している音をちゃんと知れるような音環境をおすすめします。

 

アンプが使えない

そんな状況の方も居られると思います。でもアンプシュミレーターなどで起こり得る悪い影響は、環境を変えるだけで簡単にできます。

解決策をいくつか述べますので、ご参考ください。

 

アンプがない

アンプは何も高級チューブアンプでなくても、1万円程度の安い練習用アンプで十分ですので購入して小さい音量や弾く時間を工夫しましょう。

 

夜中弾けない

安価なデジタルのアンプシュミレーターを使用するのであれば、練習アンプにヘッドホンを使用すると良いでしょう。

生音の練習は実は悪くはありません。歪ませて弾けるフレーズも、生音だとより綺麗に粒立ちよく弾かなくてはいけませんので良い練習になります。

 

生音もうるさくて弾けない

これは辛いですよね・・私もその経験がありお気持ちは分かります。

この場合は思い切って練習のパラダイムシフト(物事の見方の転換)をする必要があるかもしれません。

 

 

例えば

いつも仕事帰りの夜にギターを練習しているします。この場合思い切って、夜はすぐ寝て、朝に練習する、などと大きく方向転換するのです。

その日の夜に次の朝に行う練習内容をプランしておき、寝る前に少しイメージしておくと良いでしょう。そして次の日の朝に練習する、というように。

通勤・通学の時間はスケールの運指をイメージしたり、お昼休みに理論書を読んだり、といったことができるかもしれません。きっとたくさんの方法があるでしょう。

 

 

本日の締め

パソコンやスマホのアンプシュミレーターを使うのはお勧めしません

 

 

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2018.9.7

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