今日は男の人と女の人での楽器の上達の仕方の違いについて少しお話ししていこうと思います。
性別だけでなく個性(体の大きさや、筋力など)も加味すると、必ずしも性別によって区別できるというわけではありませんが、一般的にみて多くの場合どういう傾向があるかというお話しになります。
男性の特徴
相対的に男性は筋力が発達しているので、全体的に力が強い人が多いです。
問題は実は、力が強すぎる点です。
力が強すぎると、演奏している手だけでなく全身に力が入ってしまい、過度に筋肉が緊張してしまうため、逆に演奏に大きな支障をもたらします。
程度はあれど初心者から上級者までこの傾向はあると思います。
女性の特徴
相対的に女性の場合は男性に比べると手が小さかったり、筋力が男性ほど発達していません。
しかしそれがかえって良い場合もあります。
これも相対的ですが、女性は男性よりも力を抜くことに長けている方が多いように思います。
すると演奏に必要最低限の力で楽に演奏できるようです。
起こりえる問題は男性の場合と逆で、筋力が不足することで初めのうちはバレーコードやチョーキングなどの演奏などがなかなかうまくできず苦労されるかもしれません。
力が強すぎると、どうなる?
メリットは、力強い演奏が出来ることです。
ただし音楽的に演奏するという意味では力まかせでやるほど力強く演奏する必要は、ギターにおいてはあまりないかもしれません。脱力したまま、力強く演奏することは十分に可能です。
デメリットは、簡単に弾けるはずのフレーズがなかなか弾けないとか、リズム感を養いにくくなることです。
ただ普通にスケールを弾くにも、ものすごく苦労します。
フレットを移動するときや、弦を移動するときの1つ1つの動作にすごく力が入っています。なので滑らかに演奏することに苦労するでしょう。
また以前の記事でも書きましたが、リズムキープをしようとすると全身に力が入ってしまっていると、手と足が連動しやすくなるため、リズムキープが中々スマートにできません。
力が抜けている(脱力している)と?
メリットは図り知れません!
全ての演奏が適切な力の入れ具合で出来るということは、楽で自由な演奏ができるようになることを意味します。
そして何より良いリズム感で演奏ができるようになることは特筆すべきメリットです。
テンポがハシったりするのも力が入りすぎることが原因の一つです。
デメリットは、力が抜けているから、というより筋力の不足によりフレーズやテクニックが要求される演奏が難しい、ということがあるかもしれません。
そういう場合は例えば・細いゲージの弦を使用したり・ミディアムスケールの楽器を演奏したり
・チャレンジする楽曲であまり無理のないものを選択していくといった工夫が必要かもしれません。
いかがでしたか?
もしからしたら自分もそんな傾向ないかな?と意識してみると発見があるかもしれませんね。
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2023.1.16
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