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演奏を良くするダイナミクスの<やってはいけない勘違いって?>

プロの演奏は多彩な音に溢れ、ダイナミックでカッコいいですよね。

練習をされている皆さんも楽譜に書いてある音は弾けているはずなのに、中々プロのようにならないと悩んでいませんか?

 

ダイナミクスの重要性

演奏にカッコよさ、迫力などが足りていない場合は、ダイナミクスが足りていないのかもしれません。

今日はこのダイナミクスの重要性についてお話ししたいと思います。

 

私が考えるダイナミクスとは、小さい音から大きい音までの『差』が大きいことが大切だと考えています。

演奏するとき ①小さい音でひく②普通くらいの音で弾く③大きい音で弾く

と3段階くらいで考えると分かりやすいですよね。

 

でも実際には①の小さい音の中にも、

『さら〜に弱い音』

『さら〜にさら〜に弱い音』

『ほとんど聞き取れないほど弱い音』

など、たくさんの小さい音があります。

(スマホで聞き取れない音ってありますよね)

 

さてここでBGSブログ流、今日は実践的にダイナミクスの違いを体感できるエクササイズをご紹介したいと思います!

 

強い音を弾いてみてください!

皆さんの得意な演奏スタイルで、『最も強い音』で演奏してみましょう。

コードストロークでも構いませんし、何かのフレーズや、ギターソロのアドリブでも構いません。

強い音が似合うような曲がいいですね。なんとなく強い音で演奏しないようにしましょう。

最も強い音というのは、結構大きな音になるはずです。

さて、皆さんが今演奏した強い音は普段皆さんが演奏される音と比べていかがだったでしょうか?

そして次は、今演奏した演奏について、以下の質問に答えてみてください。

 

① 今演奏した音は、カッコ良いと感じたか?

② 今演奏した音は、硬い感じに聞こえなかったか?

③ 今演奏した音は、音楽的に聞こえたか?

 

 

この問いには具体的な答えはありません。

しかしダイナミクスをどう考えるべきかというきっかけになります。

『最も強い音で弾く』という要求はかなり難しいものだったと思います。

無理に強く弾いても、あまりうまくいかなかったのではないかと思います。

それが強い音で弾くのにふさわしい曲の部分であったかも関係するでしょう。

 

つまり最も大きい音で弾くということは演奏に迫力や感動を与えるだけのものとは限りません。

ただ乱暴に聞こえてしまう、耳に痛い、硬い音というものもあります。

 

こうした『強い音』は感動とは真逆のものですので、こういった大きな音になっていないか注意する必要があります。

良い大きな音とは音楽の背景にマッチした力強さであるかどうかが大切だと思います。

そのような音が出せるか、ぜひトライしてみてください!

 

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2023.2.20

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