色んなサイトで、楽な C の押さえ方!みたいなのを見かける事ありませんか?
楽に押さえれたらいいなぁ、、と思って練習すると実は危険なの知ってました?
9年前奈良柳生街道前にて
ギターには楽して良いコードと、いけないコードがあります。今回は初心者の方に向けた記事ですので、初めて間もないギタリストの卵たちへのお役に立てば幸いです。
楽して押さえても良いコードとは
本当は違う押さえ方なんだけど、難しい場合はちょっと楽しても良いよ~っていうコードの事です。
それは F です。
この記事の最後に理由と、押さえ方を書きます。
いけないコードとは
その他のコードは初めから出来るだけ全て正しい形で押さえるべきです。
初心者に潜む危険な罠
初心者応援ギターサイトなどで危険に思える教え方ををよく見かけます。
例えば本来のコードを省略して教える事です。
オープンのCコードは本来3つの指で押さえるコードですが、2弦を1本の指だけで押さえるなど…
これは物理的に手が小さくて演奏が難しいお子様がはじめに押さえる方法です。
こういった教え方の狙いは初心者の応援なのだと思いますが、これがなぜ危険なのか誰でも分かるようにご説明します。
初心者が普通よりも楽な押さえ方のコードを覚えてしまうと、その後ずっと、楽をしてコードを押さえるクセがついてしまいます。本来もっと力が必要な訳ですね。
当然、楽なコードというのは本来の響きと違う訳ですから弾いても面白くありません。結果ちゃんと曲を弾こうという時に、あっ押さえれない、、というコードばかりになって挫折する事が多いのです。
ですから
楽な押さえ方を教えてくれる人は親切なようで、ちょっと長い目でみると実は罠なのです。
そんな練習をずっとしてしまうと、上達が著しく遅くなります。
でもならない…という悩みをお持ちなのは分かります。 そこで解決策を言いますと、
大切なのは、順序
大切なのは初めからコードがなるかならないか、という事ではありません。
押さえやすく、なりやすいコードから学んでいけばいいんです。つまり大切なのは良い順序です。
まず押さえるといいのは A 、D、E の3つです。これが最もシンプルかつギターと相性の良いコード!
これで一曲演奏できるんです。「3コード、曲」と検索すれば色々出てきますよ。たとえば「日曜日よりの使者」なんて曲もそうです。
あれ、出てきたけどコードが違う?となった場合は、カポタストを使用すれば大丈夫です。どこに付ければいいか分からない人は、どんなコードが出てきたかメール下さいね。すぐお教えします。
ある程度弾けるようになったら次は G、Em、C、D 辺りの4つを弾けばいいでしょう。
これで一曲演奏できるんです。有名な「STAND BY ME」が弾けちゃいます。
この辺りからたっぷり練習していくと、コードの押さえ方に慣れてゆけるでしょう。
それでもなりにくい場合は運指基礎をもう少し十分に取り組んでいきましょう。
初心者がいきなりやるべきではないのが
繰り返しますが、Fです。
セーハと呼ばれる人差し指で多くの弦を押さえるテクニックが難しいのです。
またBなどのコードも同じです。
こんなコードをはじめにやったらほとんど失敗します。
省略しても良いFの押さえ方
このような押さえ方を勧めます。理由はセーハが登場しないからです。
このFの省略形はCにも似た形で覚えやすいでしょう。気を付けるべきは、このFは正確にはF/C(エフ・オン・シー)と呼ばれるコードです。
必ず後々セーハを用いたFの押さえ方を練習する事を忘れないようにしましょう。
本日の締め
・コードは基本的に省略せずに練習してください。変に楽な押さえ方を覚えると、上達の妨げになってしまいます。
・Fのみ、セーハが難しい場合は省略した形を押さえてみてください。
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2018.9.27
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