西洋の音楽はメロディ、ハーモニー、リズムの3つの要素で出来ている… こんな事聞いた事ありますか?
で、どうすればいいの?
覚えておくと良い事
これは普段私たちが一般的によく聞く音楽が3つの要素から出来ているのを意味します。
しかしそれだけではなく、私たちギタリストが何に向かって上達していけば良いかを示しているんです。
一般的に
分かりやすく言うと、楽曲にはメロディがあります。
コードがあります。これがハーモニーです。
テンポがあります。これがリズムです。
このように音楽には常に三要素が含まれているのが分かりますよね。(中にはないものもありますが、ここでは除外します)
つまり、私たちが練習する目的は楽曲を演奏するためにあるわけです。
であれば、より良く演奏するためにこの3つを突詰めていく、という事になりますよね。
何すればいいの?
以下に大まかにですが、レベル別の三要素の練習法を書きました。
キレイに当てはまらない場合もあると思いますが、参考にしてみてください。
初心者の方
メロディ・・・ 簡単なメロディーの曲、例えば きらきら星や、大きな古時計、演奏しやすいポップス曲。スケールを把握しながら練習しましょう。
ハーモニー・・・ 色んなコードを覚えましょう。メジャーコードや、マイナーコード、セブンスコードなどです。またキーやダイアトニックコードの仕組みも覚えます。
リズム・・・ 音符の種類を理解し、16分音符の出てくるリズムの演奏までが出来るようになりましょう。
中級者の方
メロディ・・・ 色んな種類のスケールを覚えて下さい。またアーティキュレーションを付けてメロディを演奏できるようになりましょう。
ハーモニー・・・ コードの知識を深めましょう。度数への知識をしっかりと身に付け、テンション・コードなども覚えましょう。コード・トーンも練習してください。
リズム・・・ シャッフルブルース、ファンク、スウィングなどのスタイルのリズムも学びましょう。またリズムの正確さも身に付けて行きましょう。
※アーティキュレーションとは また別記事で詳しく書きますが、同じメロディであっても、どんな表情で演奏するかという事です。
上級者の方
メロディ・・・ リードシートを初見である程度演奏し、メロディーのハーモナイズもできるようにしましょう。メロディの音価の切る場所やブレスなど演奏していない所にも目を向けてください。
ハーモニー・・・ 楽譜のコードを見てアナライズします。スケールを判断し、コードトーンも用いてアドリブができるようになりましょう。
リズム・・・ ボサノバ、サンバ、ラテン、フュージョンなどの様々なスタイルのリズムを学びましょう。中級までの内容を「形」だけでなく、ノリが出せるようにしていきましょう。
※アナライズとは こちらもまた詳しく書きます。コードにローマ数字を打ち、演奏するスケールなどを判断する事です。
三要素の極意
将来いつか上級者を越えて、プロフェッショナルなレベルに近づいてくるとこの音楽の三要素のとんでもない奥深さに触れる事ができますよ。
でもそれは、いつか皆さんが自分自身で発見してもらえると嬉しいです。簡単な事ではありませんが、その分果てしない感動がまっている事でしょう。
本日の締め
・音楽の三要素とはメロディ、リズム、ハーモニーです
・ギターと音楽の上達は、突きつめるとこの三要素に向かっていく事です。ご自身のレベルに分けて練習してみてください。
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2018.9.26
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