先日
そば屋さんで留学生ギタリストに遭遇しました。そこで話した事です。
見ていきましょう
本日の一言
そば屋のイスを直しましょう
経緯
そば屋のイスを直すなんて何で必要?何でそば屋?
これはそば屋に例えているだけで、どんな飲食店でも同じことで、他にも友達の家や自分の家でも同じことがいえるでしょう。
ちなみに私はそば屋ですがうどんを食べていました。
ある偉大な音楽家
私の尊敬する音楽家の方がお弟子さん達をたくさん抱えていました。その音楽家の方が今は亡くなっていますが、その後もその方の後を継ぐ若手が頑張っているのです。
そしてその後継者の方々がとても品のあふれ、志の厚い素敵なミュージシャン達であったので、私はどうしたらこんな素敵なミュージシャン達を育てることが出来たのだろう?と疑問だったんです。
そしてそこの師範の方へ質問しました
どんな稽古を受けていたのですか?と
その答えは意外でした。
「あまり細かい事は教わっていない」
今ではあまりありませんが、技は見て盗めというお考えだったのかもしれません。でも問題はこれでした。
「先生にはくつの並べ方とか、お箸の持ち方とか礼儀作法を教わった」だそうです。
留学生たちに
そば屋のイスは直すんよ~と言いました。すると「それは日本の人たちは皆やってるんですか?」と聞き返されました。
そういわれると別にそんな事はないのですが、問題は礼儀作法を守るということだけではないんです。
こういった1つ1つの小さい事が私たちの演奏に反映される。という事なんですね。
本来
しなくちゃいけないからする、という意味ではないんです。むしろこんな事はいやいやしてもあまり仕方のない事です。
でも「次に使う人がテーブルがきれいだったら嬉しいだろうなぁ」とか「そば屋のおばちゃんにちょっと御礼のつもりできれいにしよっかな」という、利他や感謝の思いを持つという事なんです。
ギターが直接関係ない記事だったかもしれませんが、音楽の場に限らずそういった小さな”心”を重ねていると、それが皆さんの演奏や音楽に滲み出てくると思います。
本日の締め
そば屋のイスを直しましょう
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2019.2.17
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