キッズギタリストの定義がわかりませんが、ここでは5歳程度から小学生4年生くらいまでをキッズギターとして考えます。
ピアノなどのクラシック楽器では一般的ですが、お子様の学習する楽器としてのエレキギターは十分なメソッドが普及していないのが現状です。
でも、自分のこどもが変な弾き方してないかな・・なんて、気になりますよね。
最初に
はじめの楽器にクラシックギター以外のエレキギターやアコースティックギターが選ばれる選択肢になるというのは、とても良い時代になったと思います。
しかしお子様に人気なピアノやドラムといった楽器は容易に音が出せますが、それに対しギターは「左手で正しく押弦して、右手で正しく弾く」ができてはじめて音がなる楽器です。
注意点
ミニギターと俗に呼ばれるスケールの短いギターがあります。しかしそれでも5,6歳の子供がもつには大きな個体です。
はじめは支えるだけでも大変でしょう。それで小さな指に力を入れて弦を押さえて、ピックではじく。バランス感覚をつかむのには少し時間がかかるでしょう。焦りは禁物です。
バランス感覚の大切さ
「バランスを保てる」。これがギターが上手に弾けるようになる大事な方向性です。変な持ち方では弾けないですから、そうですよね。
このバランス感覚をしるために、逆にバランスがとれなくなる悪い弾き方やクセを、次の記事で具体例を挙げてご紹介します。(今回はスペースの関係でごめんなさい。)
引き続きキッズギターでどのような事を気にしておくと良いかをお話します。
子供の特徴
子供はとくに感覚で生きていますよね。理性は小学校頃から徐々に付いてきますよね。これは脳の発達によるものです。
ここで大切なのが、大人は論理で理解できるということです。大人は論理に従って子供の指導をしたがりますが、子供は年齢によって論理性を理解できる内容が異なります。
ですから楽譜の読み方や正しい弾き方を学ぶのは勿論大切ですが、「好き」「楽しい」を重視し、まさに学習にもバランスをとっていかなくてはなりません。
避けたいのは
ギターと音楽が嫌いになることです。
こういった事態を避けるためには、講師の指導はもちろんですが親御様の日頃のお子様とのコミュ二ケーションも大切です。
室町時代から
この記事でも書きましたが、世阿弥の風姿花伝という600年前の能の本にも、「子供は好きな事を学ぶべきだ」と書いてあるんです。
今2018年、大昔すぎて何言っているの?と思うかもしれません。しかし今も継がれる不変的なものな訳ですから、こんな教訓を知っておくのも良いでしょう。
本日の締め
・小さなお子様の体にはミニギターでも大きいのです
・上達するためにバランス感覚を養うのが大切です
・子供は感覚重視です。「好き」を大切に論理的な学習のバランスをとりましょう
・音楽とギターが嫌いにならないように工夫して学習していきましょう
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2018.12.28
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