前回こちらの記事でテンションについてお話しました。
前回はざっくりとした説明でした。
今回はより詳しくテンションの事について学んでみましょう。それでは見ていきましょう。
テンションはオクターブ上げて読む
コードトーン以外がテンションとお話しましたね。
つまりCmaj7の時はドミソシ以外のレとファとラがテンションです。度数でいえば2,4,6番目ですね。
しかしテンションは1オクターブあげて読むことになっています。何でかって? 理由は積み重ねるとこんな感じになるからです。
一番右上にのっているレの音は2番目ではなく9番目ということになりますね。
よってテンションは2,4,6度とは言わずに、9度と11度と13度と呼ばれます。
ここまで理解できればまずはOKです!
ここからは少し本格派です。
上記までが完璧に理解できている方のみ読み進めて下さい。
実はテンションって2種類あります。
・使えるテンション
・使えないテンション
この2つです。
見分け方
Cmaj7の時のテンションでレファラの中でも、使えるのと使えないのがあります。
見分ける方法はズバリこれ ↓
【コードトーンの半音上にあるテンションは使えない】
以下の図を見ましょう。オレンジがコードトーン。グリーンがテンションです。
このテンションの中でファは、コードトーンのミの半音上にあるの分かりますか?
「コードトーンの半音上にあるテンション」はコードとの相性が悪く使えません。
ちなみにこの使えないテンションの事を「アボイド・ノート」と呼びます。
結論としてCmaj7というコードではファ(11度)はテンションとして使えないということになります。
他のレ(9度) と ラ(13度) の2つはOKです。 この使えるテンションはアヴェイラブル・テンションという名前があります。
本日の締め
・テンションは1オクターブ上げて呼びます。9度11度13度がテンションです。
・コードトーンの半音上のテンションは使えません(アボイド・ノート)
・それ以外のテンションは使えます(アヴェイラブル・テンション)
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2018.12.20
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