クロマチック・スケールってどんなもの? 実際に使うの? 運指運動に使うやつじゃない?
この記事で学んでいきましょう。
クロマチック・スケールとは
半音音階とも呼びます。1オクターブは12音ありますよね。
このクロマチックスケールも半音の並びで構成されているため、12音あることになります。
初めての方
クロマチックスケールが何かを知ったら、まずはこの形を覚えましょう。
TAB
クロマチックスケールは1本の弦につき4音弾きます。
弦を移動する時に1フレットずつ移動するのですが、3弦と2弦だけは同じフレットです。
このスケールにはポジションという概念がありません。どこで弾いてもこの形になります。なんだかややこそうだと思ったらこの解説は見なかったことにして形だけ覚えましょう。
中級者の方向き
クロマチック・スケールの構成音をインターバルで覚えましょう。
何でこのスケールは必要なの?
このクロマチック・スケールというのは初歩の段階で触れておくべきなスケールなんですが、初心者には実践的ではありません。
なのに、どうして初歩でやるのかというと
①ギター上での半音移動を把握する
②インターバルを全て把握する
この目的があるからです。この2点はとっても大事なので、是非習得しておきたいですね。
どうやって使う?
ポピュラー音楽においては、このクロマチック・スケールは使用するには少しレベルが高いものなんです。
例えば、基本はメジャースケールを演奏しながら、クロマチック・スケールを使用するなどといったような使い方をします。そうすることで異なる雰囲気を出せるわけです。
他にも使用例はたくさんありますが割愛します。後々に役立つスケールなので、学んでおきましょう。
本日の締め
・初級者の方は、スケールの形だけでも覚えておきましょう
・中級者は、12個のインターバルを全て把握しましょう
・使いかたには少しコツがいりますが、後々のハイレベルなプレイを目指してしっかりと学びましょう
2018.12.13
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