本日は当教室のベースラボについてご紹介させて頂きます。
コンセプト
弦楽器のメリットを最大限に活かし、音楽理論の理解と実践力を身に付けること。これがBGSベースラボのコンセプトです。
ベーシストとギタリストの思考は似ています。
多弦ベースやハイエンドが主流の1つになりつつあるベース業界で、多様な音楽に対応できる ”音楽理論の理解・実践力” を強化する事は重要です。
そのための音楽力向上を図るベースラボラトリーとして2013年に開講しました。
一般的にはベーシストはベースラインの構築を主な練習としているため、他のソリストのように音楽的なアドリブが苦手な方が多いのも事実です。
そこで弦楽器としてのポテンシャルを最大に学ぶために、ギタリストの思考を吸収する事が大いに役立ちます。
発端
発端は兼ねてから相談を聞いていたプロベーシストからの「生徒さんに対して音楽理論や音楽制作などの実践力を強化できるレッスンを行ってほしい」という要望に対しての講義からスタートしたのでした。
当然私はギタリストです。「はじめはギタリストがベースのレッスンを?」と自分でもそう思っていました。
しかし楽曲分析や音楽理論など専門的な事はベースレッスンだけでカバーできているところも多くなく、ギタリストの思考法はベーシストのアドリブ能力を開発する大きなものになると分かりました。
またなぜギタリストによるベーシストへのレッスンが効果を生むのか理由を3点挙げます。
1.弦楽器のメリットを活かせるようになる
弦楽器だからこそのメリットとデメリットがあります。
ピアノやサックスに比べハーモニー感ある演奏が格段に難しい最大の理由はポジションの選択です。
ポジショニングを熟知するギタリストからコツを学び、独学で無駄に遠回りをするのを避けられます。
2.ベーシストとしてだけではなく、音楽家としての思考力を強化
ベースはルートや既成のラインを演奏する事が多いため演奏できるゾーンが、極端に狭くなりがちです。
残念ながら、これはハーモニーに対する理解が満足でないからに違いありません。他の楽器奏者に学ぶことで音楽に対するオープンな視野が広がるでしょう。
音楽の三大要素であるメロディ、ハーモニー、リズムを強化します。
3.ベースギターのデュエット実践
ライブ感あるセッション、学んだ事をその場で実践。
演奏を振り返り、ハーモニーやプレイした演奏の内容についてディスカッションを行い洗練していきます。
こんな方に最適です
・メインで習っているベースレッスンはあるけど音楽理論もしっかりと学びたい
・ベースという楽器に制限されず自由にアドリブできるようにしたい
・不定期でしか通えないが、ルート演奏だけでなくもっと音楽力を身に付けたい
生徒さんの声
ベースラボを受講してから毎回新しい発見があり、基礎から様々な曲のアナライズ、ハーモニーなど全てが実際の演奏に繋がりやすい方法で教えてもらえます。自分から生まれるものを迷わず素直に弾いたり、色々なカラーを表現するのに活かしてけると思います。
現代ベースへの解体新書
2014年 jazz bass player Vol8(シンコーミュージック)に、ベーシスト森岡克司氏による【 現代ベース解体新書 】というモダンベース・メソッド特集の執筆協力も行いました。
”現代ベース”とその名の通り普段使わないようなシンメトリック系のスケールの使用法などご紹介したものです。基本的な音楽理論からよりアドバンスなハーモニーまでを、体系的に学ぶ事ができます。
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2018.10.9
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