曲を弾けるように練習するだけでは並の練習法? 今日は2倍上達できる練習法をご紹介したいと思います。
勿論実測値ではないですがかなり効果的と思いますので是非やってみて下さいね。
2nd albumのレコーディング 2014年
2倍速で上達する方法
それは、曲の練習をしながら基礎を身に付けるです。
「曲が弾けるようになった!」
これ自体も、上達には間違いありません。ギターを弾くための指や手、腕の筋肉は発達します。
これは必要不可欠な大きなフィジカルの発達です。
でも問題は、曲の練習だけを行うと、この大きなフィジカルトレーニングにしかならないのです。
つまり上達には大きなフィジカルの他に、た~くさんの学ぶべき事柄があるんです。
具体的にどうするのか知りたいですよね。見ていきましょう。
具体的なやり方
まずはダーっと曲を練習して、弾いちゃいましょう。
ある程度弾けるようになったら気になる事はないですか?
左手がうまく弾けてない? 右手がうまく弾けてない?
ポイントはここ
もし難しく感じる点が、左手だったらフィンガリングの行い方に問題があります。
・親指の置き方はどうか
・スイートスポットを押さえられているか
・指先でおさえれてるか
逆にもし難しく感じる点が、右手だったらピッキングに問題がありますね。
・適したピックを使えているか
・ピックの持ち方は正しいか
・強く弾き過ぎてないか、深く弾き過ぎてないか
問題だなと思う事を見つけて、改善するようにしましょう。
この時、実は万事に応用可能な基礎力をつけている事になるんです。
だから「1曲ずつ練習して、いつか上手くなる!」というのではなく、
「1曲練習して基礎も磨いていくから、次の曲はもっと早くマスターできて、次はもっともっと早くマスターできる」良い循環が作れるようになりますよ。
基礎とは?曲から学ぶ
曲の練習をしながらする基礎練習とは上記の内容だけではなく、
・リズム
・スケール
・アドリブ
・コードボイシング
・音色作り
・立って演奏する など色々あります。
私も未だに曲の練習の時はこういう風にやっています。 海外には ”Learn from the tune” という言葉があります。
曲から学べという意味ですが、まさに曲から音楽の大切なものを学ぶ重要性を指しているでしょう。
曲を練習する度に「この曲からどのような音楽的な事を学べるだろうか」 こう考えられるギタリストは音楽的なギタリストになります。
もう一つのポイントは
曲にも基礎にも完成度100%はありません。覚えておいてください。
常に塗り替えていく、です。
事実、今100点だ!と思った演奏をしても、5年後にレベルアップして弾いた演奏と比べれば、ニュアンスや細かい音の伸びなどの表現にまで手が届くようになります。
ですから、1つの曲とそのやり方に時間をかけすぎるのもあまり効果的ではないと思われます。
リズムやスケールなどバランスのとれたトレーニングを重ねる事で、効率的に上達していって頂ければと思います。
本日の締め
・曲の練習と合わせて必要な基礎を身に付けて、2倍速上達を目指しましょう
・大きなフィジカル要素だけではなく、万事に応用が可能なものを身に付ける方が近道です。つまり基礎力です。
・「この曲からどのような音楽的な事を学べるだろうか」 こう考えられるギタリストを目指してください。
・完成度100%ではなく、80%くらいの目標にしてバランスのとれた練習をしていくと良いでしょう。
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2018.10.2
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