楽しい練習したいな… どうやったらうまくなった実感ができるんだろう?昨日も聞かれたので、今回の記事では初級者・中級者向けに効果のかなり高い上達のしかたについて書きます。
ズバリ、マネです。
自分の好きなミュージシャン、アーティスト達のマネをすると上達がめちゃくちゃ早いです。
マネの意味
私たちは学びます。この学ぶ、という言葉が元々は真似ぶという言葉から来ているという説があります。
だから真似する事は学びそのものとも言えるでしょう。
初心者の人に効果絶大
なぜギターをはじめようと思ったか… カッコいいとか、憧れがあったからですよね?
だったらシンプルにそういう人の真似をすると良いんです。
全部は無理です。小さい事から出来そうな事だけ、真似してみてください。
マネは昔から日本人の得意技?
例として浮世絵を挙げます。
あまり良く知らないと、どれを見ても一緒に見えますよね。
実は浮世絵は16世紀から20世紀初期もの期間に渡って描かれていたのです。日本の歴史の中でもめちゃめちゃ長いトレンドです。
その約400年間もの間にたくさんの浮世絵師が、国全体の規模で、あの作風を皆マネして描いてたんです。今の時代には、ちょっと考えれないですよね。PPAPが大流行したのが遠い昔のようです。
と、そんな遺伝子が現代の日本人に流れているのですから我々は真似る能力に長けているのは分かる気がします。
日本の楽器メーカー
60年代、日本の楽器メーカーは、当時人気のあったギブソンやフェンダーのコピーモデルを製造していました。
それが原因でギブソンは日本の楽器メーカーに対しても一斉に訴訟を起こしています。
それ以降、日本メーカーは独自デザイン化へとすすむのですが、やはりマネを基本とするのが得意なんです。
こちらはフランスの画家エドゥアール・マネです
マネを推奨する理由
好きなミュージシャンのかっこいい曲、かっこいい弾き方、仕草、服装の雰囲気、沢山マネしちゃってください。
私も高校生の頃に沢山マネしたから、ものすごいスピードでテクニックが身に付きました。
スティーブヴァイやエリックジョンソン、ポールギルバートといったギタリストのマネをよくしていた高校生の頃
私たちにはミラーニューロンという神経細胞があり、他人がしている事を見て自分の事のように感じる共感力が高いのです。
近くにいる時間が長い人ほど、影響を受けやすいという事です。そのため私達は親の影響がとても大きいですよね。
ああいう風になりたい!と思う好きなギタリストがいれば沢山の音楽や映像、生演奏に触れる事で、どんどんと近づくことができます。
一点注意!
テクニックの細かすぎる作法や、フォームなどはあまり細かくマネしない方が良いでしょう。
皆さんが好きなギタリストと、皆さんの手の形は違います。よくあるのが手の大きい外国人の弾き方を無理矢理マネしてしまったりする事です。
自分にあった弾き方を見つけるのが得策です。
結論、真似はするべき
マネは私たちの得意技です。これをしない手はありません。早くうまくなりたいなら人の真似をして下さい。
それが学ぶという事です。
本日の締め
・沢山、かっこいいアーティストやバンドの真似をしましょう
・真似をした皆さんは、学んでいます
・身体差が生むようなテクニックやフォームなどは真似を深入りしないほうが良いでしょう
あこがれのギタリストのマネをすると実際に”ちょっと”近づけます。いない人は、色んな音楽を探すところから楽しんで探してみて下さい。
上級者向けの真似についてはこちら
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2018.8.17
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