ピックの角度を変えるだけで音が変わる?ジャンルによって向いてる持ち方がある?
ピッキングというのは奥深いもので、ピックを持ってただ弦を弾く…というだけの行為に見えますが意外に色んなバリエーションがあります。
今日はその中でも角度で音が変わる持ち方をご紹介します。
本日の一言
まずは平行アングルを身に付けましょう
閲覧前の諸注意
はじめにピッキングに関しては、ギター演奏の中でも最もクセが付きやすい項目の1つです。
前の記事で書きましたが、人によって手の形状や馴染むピックなどが違います。
安易に弾き易いと思われるピッキングフォームに変更してしまうとギターの上達的が遅れるかもしれません。
また初心者の方はこの記事で紹介する「平行アングル」以外のピッキングを意図的に行うのも今は避けておきましょう。
クセが生じる可能性があるからです。
ピッキング3種類
まずは基本となる平行アングルから
どこが平行なの?というと、ピックの平面が弦に対して平行なのです。(初心者におすすめの弾き方です)
分かりますでしょうか。次を見ると少し分かるかもしれません。
ピックの左側を倒した順アングルです。
ピックの平面は弦に対して平行ではなくなりました。
この順ピッキングは弦を弾く瞬間の抵抗が減ってピックが弦にあたる「シュッ」という摩擦音がします。
抵抗が減る分、速く弾けます。しかしダウンピッキングとアップピッキングで音が結構変わってしまう方法です。
最後にピックの右側を倒した逆アングルです。
これは順アングルと違って、弦の抵抗をしっかりと感じやすくそのためしっかりとした太い音が出てきます。
早く弾くにはあまり向いていませんがカッティングからリードまで、クリーントーンやクランチ程度の歪みではっきりとした音が出せます。
どれをやればいい?
基本的には平行アングルをまず身に付ける事を推奨します。
平行を身に付けておけば、順アングルも逆アングルも比較的コントロールしやすくなるはずです。
色んなギタリストのピッキング手法があるので気になったものをマネしてみると良いでしょう。
ちなみに
私は主にジャズロック系音楽を専門とした演奏スタイルです。基本は平行で演奏する事が多いです。
しかし色んなスタイルで演奏する機会があるため、
- メタルのリフや速弾き系のスケールラン
- R&Bーファンクなどのリズムギター
- ジャズ系のウォームなトーン
まで、色んなピッキングスタイルを使い分けて演奏しています。
本日の締め
まずは平行アングルを身に付けましょう
ピックについてもっと知りたい方はこちら
BLOG, 【B】ギター中級者, 【L】ピックについて こどもギターレッスン|アコースティックギター|エレキギター|キッズギター|ギターレッスン|ギター中級者|ギター初心者|伊丹ギター教室|兵庫ギター教室|北摂ギター教室|宝塚ギター教室|川西ギター教室|池田ギター教室
2018.8.10
コメントはこちらからどうぞ