ギターを練習したいけど、する時間がない… 学校、塾、部活、家事、家族サービスに、お仕事、デートにゲームにスマホ… やる事が色々あると思います。
忙しい方の為にギターが触れない時間に出来ることがないかと思い記事を書きました。
学生さん、出張が多い人におすすめ! 机で指タップ
指を独立して動かすトレーニングです。机に5本の指を置いたままにしておきます。手のひらは浮かせておきましょう。
そこから人差し指、中指、薬指、小指を1本ずつ浮かせてから、机をトンと叩いてみてください。この時に注意するのが、叩くのは指の先です。
そのため、指の第一、第二関節は軽く曲げておくのが良いでしょう。ゴンっという大きな音を出す必要はありませんので、軽くトントンとたたきます。
指を下すスピードが遅くなっていると、トンっていう感じがあまりしませんので意識してやってみてください。
出来たら1(人),2(中),3(薬),4(小)と繰り返してください。慣れてきた人は4,3,2,1…など他のパターンもやってみてください。
通学・通勤・お散歩の時間に! メトロノームを使ったウォーキング
このウォーキングと行うのはタイム感の向上トレーニングです。
一般的によく言われるリズム感には2種類ります。
①1小節の中をどれだけ正確にリズムを把握できるかというのがリズム感。
②1分間メトロノームなしで弾き続けて、実際どれだけ狂いがないかというのがタイム感です。
よって今回は②のタイム感を鍛えるために以下のような練習方法を紹介します。
まずメトロノームを用意してください。
人によって歩く速さは違いますが、ここでは分かりやすくBPM100くらいとしましょう。片足ずつ踏む場合の速さのお話です。
BPM(ビート・パー・ミニット)というのは一分に何回音が鳴っているかという速度の事です。メトロノームの画面で設定します。
スマホ用メトロノームのアプリ画面(BPM60の状態)
ただしBPM100に合わせて歩くのではなく、半分のBPM50にしておいてください。
すると2歩に一回メトロノームが鳴りますね。そして、それを2歩目に合う様に歩きましょう。その次は4歩目、6歩目と偶数拍で聞こえるように歩きます。
そうすることで裏のリズムをとるという練習にもなります。(”リズムの裏”についてはまた記事を書きます)
それが出来たら次は1/4のBPM25にして4歩に1回ならしてみましょう。
もちろん、「歩く」と「演奏する」という動作は異なりますから、これで演奏力が直球で上がる訳ではないのですが、着実にタイム感に対する意識が身につきます。
ちなみにメトロノームはクリックと呼ばれたり、ドンカマとも呼ばれる事があります。
これはドンガバチョです。
他にもたくさんのトレー二ングが可能
もう一度忘れないように言っておくと、あくまで今回はギターがない場合の練習法の紹介ですが、基本的にはギターを弾いて練習した方が良いです。
ですが、スケール、コード進行の仕組みなど理論の学習などはむしろギターを弾くだけの練習よりもレッスンの録音を聴く方が良い場合もあります。レコーダーやスマホに録音したものを、再生して聞けばできますよね。
私も、レッスンまでの行きの移動時間で前回のレッスンを聞いて、
帰りに終わったばかりのレッスンの録音をしたカセットを聞いていました。
また、好きなギタリストみたいに弾きたいと思うのならその人の音楽をイメージしながら詳細を聞くのも良い方法です。
「あの人はどんなタッチで、どのくらいの強さで、何を考えて演奏しているんだろう…」
こういったイメージトレーニングは音楽を聞きながら出来ます。
本日の締め
・忙しくて中々ギターが弾けない人はギターがなくても出来る練習があります
・指の運動練習もリズムトレーニング、聞く事で復習やも出来ます
・ただし、あくまで補助的な練習と考えてください。基本的にはギターを使う練習を中心にやりましょう
時間のないギタリストにも向上する道は色々あります。合った方法を探してみてください。
BLOG, 【A】ギター初級者, 【F】忙しいギタリスト向け, 【H】効果的な練習法 アコースティックギター|エレキギター|ギターレッスン|ギター上達|ギター中級者|ギター初心者|伊丹ギター教室|兵庫ギター教室|大阪ギター教室|宝塚ギター教室|川西ギター教室|池田ギター教室|音楽理論
2018.8.11
コメントはこちらからどうぞ