以前こちらの記事でメロディックマイナースケールを書きました。
本日はこのスケールについて、もう少し突っ込んだ話をしてみたいと思います。
本来
メロディックマイナースケールは上昇時と下降時で形が変わります。
上昇時がこれ (通常のメロディックマイナー)
下降時がこれ (ナチュラルマイナーと同じです)
となるんです。理由は、そもそもメロディックマイナーの成り立ちに由来します。
マイナースケールの7番目の音を上げることにより次の1番目へ上昇してスムーズに解決しました。これがハーモニック・マイナーでしたね。その時、7番目を上げたことにより元々下がっている6度との差が気になったから6度も半音上げたのです。
しかし
下降する時はそもそも上の1度に解決する事を想定していないため、普通のナチュラルマイナースケールを演奏するのです。
一点注意!
これはクラシックなど使われるメロディックマイナーの事を指しており、私たちポピュラー音楽の人間は上昇時も下降時も同じ音型のメロディックマイナーを使います。
登りも下りもこれです。これをジャズメロディックマイナースケールとも呼びます。
ポピュラー音楽のミュージシャン達が「メロディックマイナー」と話していたらこのジャズメロディックマイナーと考えると良いでしょう。またリアルメロディックマイナースケールと呼ぶこともあります。
本日の締め
マイナースケールには3種類があるとお話しましたが、その内の一つメロディックマイナースケールは上昇と下降で音が変わります。
ポピュラー音楽のミュージシャン達が「メロディックマイナー」と話していたら上昇も下降も同じ、ジャズメロディックマイナーと考えると良いでしょう。
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2018.11.22
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