マイナースケールありますよね。メジャースケールの6番目からはじめるやつの事ですが、実は3種類あるのをご存知ですか?
これは全て現代のポピュラー音楽のしくみを理解するために大切なので、ぜひ知っておきましょう。ご自身にあった段階に応じて理解していってください。
それでは見ていきましょう。
はじめての方
3種類の名前だけ覚えましょう。
- ナチュラルマイナースケール
- ハーモニックマイナースケール
- メロディックマイナースケール
全部マイナースケールが名前に付くので、「ナチュラル」「ハーモニック」「メロディック」の呼び方だけしっかり覚えておきましょう。
覚えれた方
それぞれの音の成り立ちを覚えましょう。
そもそもナチュラルマイナースケールですが、メジャースケールの3番目と6番目と7番目が半音下がったものでした。
これの7番目を上げるとハーモニックマイナースケールになります。この7番目の高くなった音を導音(どうおん)と呼びます。
すると6番目と7番目の間が広がっちゃったんです。(6番目は下がってるのに7番目は上がってるからです)なので6番目も上げてあげるとスッキリ。これがメロディックマイナースケールです。
ここまで理解できたら中級者です。
こんな覚え方もある
メロディックマイナースケールは、ナチュラルマイナーの6番目と7番目を上げたものという事になりますが、結局のところメジャースケールの3番目を下げただけなのと一緒なんです。分かりますか?
ね?
準上級者の方
それぞれの違いがハッキリと分かるように、スケールを弾く練習をおこなってください。
それにはまずCメジャースケールを1本の弦につき3音弾くポジションのスケールを練習してみましょう。
Cメジャースケール
Cナチュラルマイナースケール(3、6、7番目の音が下がりました)
Cハーモニックマイナースケール(7番目の音が上がりました)
Cメロディックマイナースケール(6番目の音も上がりました。結果、メジャースケールの3番目が下がったのと同じです)
本日の締め
はじめての方は3種類のマイナースケールの名前を知っておきましょう
覚えれた方はそれぞれの成り立ち方を覚えましょう
それも理解できた準上級者の方はスケールを弾いて、それぞれの変化を把握しましょう
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2018.11.18
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