今日はギターの上達に限らず、色んな事においてラッキーな事が起こせる、めちゃめちゃいい話かもしれません。
昨日の記事ではギタリストが何故他人の悪口を言ってはダメかご説明しましたね。
では反対に悪口の反対で、相手を認める・褒めるなどをするとどういう事が起こるのでしょうか。
やはり同じ
脳は主語が分からないために、相手をほめると自分をほめているのと同等の効果が起こります。
「今日、○○くん、良い音だね」
「今日、○○くん、何かいい感じだね」
「今日、○○くん、かっこええやん!」
これ、全部
「今日オレ、良い音やん!」
「今日オレ、何かいい感じやん!」
「今日オレ、かっこええやん!!」
になります。
○○くんにポジティブを1つあげて、自分にもポジティブを1つあげてるわけですから、ダブルでお得です。
「褒める」と「怒られる」の怖い事実
人間は褒められると、創造性と処理能力が向上するそうです。
反対に、注意や怒られたりすると、創造性と処理能力は著しく低下するそうです。
そして怖いことに、怒られた本人だけならまだしもそれを見ていただけの周囲の人までの創造性と処理能力が下がると言われているんです。
怒られた本人は創造性と処理能力が6割低下、周りにいただけの人も創造性と処理能力が3~4割低下するのだそうです。
褒めよう
個人間の関係でもチームや組織の中でも、相手の存在を認めて褒められる事は、素晴らしいですよね。
ご自身の友人でも、バンド仲間でも、パートナーでも家族でもいいでしょう。
どれだけ小さな事でもいいので何か褒められる事を見つけてみて、今日1つだけでも是非実践してみて下さい。
お世辞ではなく、本当に思える事だったら尚良いですね。
私も実践しています
私は生徒さんをよく褒めています。リップサービスと思われるかもしれませんが全く違います。
これは生徒さん自身がギタリストとして成長するためにクリエイティブな関係でいるための努力なんです。
ただし
これを聞いて他人に「褒め」を求める事はしてはいけません。
いくら「褒め」が良い効果だと言っても、他人に望む事は期待しても仕方がありません。
ですから、これはあくまでこれを知った皆さんがすると良い事です。出来れば皆さんから誰かを褒めてあげて下さい。
怒るのは全部ダメ?
と言われれば、さすがにそうではないのもまた事実です。
あまりに慣れすぎて緊張感がなくなってしまうと、創造性も処理能力も下がってしまい良くありません。
でも創造性を落とすような怒り方がいつまでも続くのはやはりおかしいのです。怒るのであれば、本心を伝え相手との創造性を改善するのが大切ですね。
ストレス、気分発散のために怒っていたのでは、関係が崩壊してしまいます。
創造性とパフォーマンスを発揮するために大切なことは何か?それを考えて実践してもらえれば嬉しいです。
本日の締め
・褒めることは相手に対しても自分に対しても良い効果がある
・「褒める」と「怒る」は創造性と処理能力において真逆の効果がある
・「褒め」は誰かに期待してはいけません。自ら行う人が素敵なギタリストになってください
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2018.10.21
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