こちらもよく聞く質問の上位に入る質問ですね。楽譜がない曲は自分で音を探すしかありませんもんね
どうやったら耳コピなんて出来るんだろう?分からない…
そうですよね。今日はいくつかの方法を紹介しますので、自分に合いそうだなぁ~というのをピックアップしてやってみてください。
耳コピってこんな事
まずここではギタリストに焦点を当ててお話します。そして弾きたい曲の楽譜がないといった方を対象にした記事です。
耳コピは知識・経験が付くほど速く楽に出来るようになります。どんな知識かというと音楽理論です。
そしてどんな経験かといえば、今まで演奏した曲の数や、弾いたフレーズの数などが多いほど耳コピも早くなります。
耳コピの早い人は知識と経験を便りにしているから、早くできるんです。そしてその人達はおそらくこんな記事は読んでいないと思います。
一方、あまり経験のない方(恐らくヒントを得たい読者の皆さんの多くかと思います)は便りにするものが少ない、または全く何もない状態なので時間がかかってしまうのではないかと思います。
この記事を読んだらきっとヒントが見つかると思いますよ。頑張って読んでくださいね。
どんな作業?
どんな事をやっているかというと、作業順序の差はありますが大きな流れとしては、
例)
1 曲を聞いて曲の構成を調べます。(イントロの次はAメロ、次はBメロ…など)
2 ベースやピアノ、ギターの音を聞いてコードを判断します。
3 ギターパートのコピーであれば、バッキングやフレーズの音をとります。
実際に私も楽譜などを採譜する際この耳コピの手順が多いです。
はじめは耳コピしやすそうなシンプルな曲を選ぶのをお勧めします。
まず知っておきたい!3つの知識
あらかじめ知っておくと、耳コピにすごく便利な知識があります。
それは ①キー ②ダイアトニックコード ③メジャースケール の3つです。
①キー
曲のキーを判断する事で、何が何だかわからないような状況でも、これを使ってる可能性が高いよね~っていう選択肢を絞って見つけることが出来ます。
②ダイアトニックコード
①で話した選択肢となるコードの事です。スケールの音から出来た7つのコードです。
キーが分かれば、この中から選べば当たる事が多いでしょう。
例外も頻繁にあります。音楽理論的な解説をここで全てするのは不可能ですから、ざっくり当たる確率が多い、と考えて下さい。
③メジャースケール
メロディあるいはフレーズなどを耳コピする時に、知っていると音を拾いやすくなるでしょう。
あると便利なもの
スロー再生できるオーディオ装置、またはパソコン上でのオーディオ編集ソフトウェア、スマートフォンのアプリなどが良いでしょう。
元のテンポだと速くて聞き取れないというケースでも、ゆっくり聞き返す事で音が取りやすくなります。
「耳コピ」「オーディオ」「ソフト」などと検索してみれば色々出てきますよ。
最初の1音が大切
やりたいけど出来ない…と悩んでいても耳コピは出来ませんよね…。はじめから知識や経験がある人なんて誰もいないんです。
先ほど述べた、①キーに関しての知識 ②ダイアトニックコード ③メジャースケールこの3つをマスターしていなくても構いません。
弾きたい曲があるならコードの中の1音でも拾って探し出しましょう。続けて2音目を探してください。
1音目は比較的聞き取りやすいと思いますが、2つ目は聞き取りにくいかもしれません。
でもその1音が入っている、コードをたくさん弾いてみたら「あ!これだ!」というの見つかるかもしれません。
もしくはベースの音が聞こえてくるかもしれません。そうすればコードの音取りは少しでも進みます。
大事なのは、はじめの1音を拾う事。そして2音目を探す事です。
あとはそのまま継続していってください。
本日の締め
・耳コピの作業には 曲構成、コード、フレーズなどがあります。
・キー、ダイアトニックコード、メジャースケールなどを知ると耳コピは早く進みます。
・はじめの1音をとり、2音目をとり、継続して音をとる。
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2018.8.30
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