ギターって中々きれいな音が出にくい…ビギナーの方が持つ最も多い疑問のひとつです。
しかし心配無用!綺麗な指使いについて知れば、皆さんかなり改善されます。
この記事が読めた初心者さんはラッキーです。是非概要を理解して身に付けてください。
指使いの事をフィンガリングと呼びます。
音がなりにくい理由…
楽器の構造に理由があります。
1フレットといっても結構幅広いですよね?これのどこを押さえても良いという訳ではないんです。
押さえるべき場所はどこ?
スイートスポットと呼ばれている、フレットの真横の場所です。
ここが一番楽に押さえれて、きれいに音が出ます。
はじめにこのスイートスポットだけを狙い撃ちする練習をしていきます。
以下の×点は押さえないようにします。
音がきれいに出ないためです。
一番左の×点はフレットバーに乗ってしまっています。
ただし例外がある
コードなど密接する場所を押さえるときは、スイートスポットを押さえれない事もよくあります。
こういった場合にはあまり気にしないで大丈夫ですよ。
最適な練習法
クロマチック・エクササイズがおススメです。
これで人差し指から小指までまんべんなくスイートスポットを押さえるクセをつけてください。
クロマチック・エクササイズに慣れたら次にクロマチックスケールを練習するといいでしょう。
この2つの違いですが、クロマチック・エクササイズは4フレット間隔のゾーンを決めたエクササイズです。
クロマチックスケールは下図の半音ずつ規則的に上昇・下降していくポジションです。
練習ペース
この練習法は短期ではなく、数か月単位で練習する法が良いでしょう。
ベストな方法はウォーミングアップとして行う事です。
未経験者の方を想定して以下に注目してみる点を挙げます。
一週間目
人差し指から小指まで置いていきます。とにかく指を動かす、慣れる段階です。この段階ではスイートスポットは押さえなくて良いです。
二週間目
次にスイートスポットであるフレットのすぐ真横を押さえていってください。指を動かすだけでなく、フレットのどの位置に置くかに意識をしてみましょう。
三週間目
恐らく皆さんはまだ親指が、手前に出ている指と一緒に動いています。そこで親指の位置を固定していきます。
この時、親指の位置はゾーンの中心である2フレット辺りのネック裏につけておけばよいでしょう。
まずは1ヶ月程、この正しいフィンガリングを目指して毎日少しでも弾いてみてください。
そして全てが出来ているかチェックした上で、継続的にウォーミングアップとしてもやっていくのをお勧めします。
重要!
ただ何とな~くやるのは、おすすめしません。
特に2週間目と3週間目の内容は何となくやっても身に付きにくいからです。
やらないよりは良いのですが、ギターを弾く上でフレットの真横を押さえるのが基本中の基本なんだ!と脳に叩き込んでください。
一点注意!残念ながら…
今回いくつかのステップ分けでフィンガリングの説明をさせてもらいましたが、人によってかなりやり方が違い、同じ指導法(この記事)で正しいフィンガリングを習得するのは困難です。
概要は説明しましたが、恐らく皆さんも多少はクセが生じるでしょう。可能であれば、自分にとって合った方法を教えてくれる人に確認をとってもらうなどして練習してみてください。
本日の締め
・綺麗なフィンガリングをするにはスイートスポットを押さえていくのが大切です
・クロマチックエクササイズ~スケールを使用してウォーミングアップ兼用で行うと良いでしょう
・これを行う事でフレットの真横を押さえるのが基本中の基本なんだ!と脳に叩き込んでください。
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2018.8.29
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