ギタリストとして上達してきたら、もっと良いミュージシャンになるためにはどうすれば良いのだろう…
今日はそんな事を考えている方のために記事を書きます。
ミュージシャンとして可能性を広げるために
何が必要なのでしょうか?
可能性を広げる前に、、
自分=ギタリストという見方から、まずは視野を広げてみましょう。
①あなたはギタリストである。
↓
②あなたはギタリストでありバンドの一員である。
↓
③あなたはバンドの一員でありミュージシャンである。
ギタリストとしての視野
テクニックや、機材、マニアックなスケールなどへの拘りばかり見せて、他の事が見えていないギタリストがたくさんいます。
これは①の状態であるのは明らかですね。
もちろんこれらはミュージシャンシップを高めるために大事な要素ですが、これらにフォーカスを当てすぎて他の事が見えなくなってしまうと…
数年後も同じ状態だったらと思うと怖いですね。
考え方を変えないと、いくら練習してもこの中から抜け出せません。
けど、心配しなくても気付けばすぐに抜け出せます。
バンドの一員としての視野
そこで②バンドの一員であるという事への意識を持ってください。
そうすると、音楽にはギター以外の楽器がたくさんある…
ギターってジャンルによってこれだけ存在感が違うんだ!
そしてアンサンブルする上でのリズムの感じ方や、アプローチなどが実践的に理解できるようになるはずです。
ミュージシャンとしての視野
色んな定義がありそうですが、ここでは一つだけお話します。
「聞いてくれる人のために演奏する」
自分自身のためだけではなく、自分以外の誰かのために演奏する事ですね。
気持ちを込めて演奏するのも大事ですし、クオリティの高い演奏をするのも大切です。
簡単な事ではありませんが、この段階で得られる感動や喜びは他に代えられません。
自分が興味のない音楽も否定しない
誰でも好き嫌いはあります。ただ、もう少し正確な言葉で表現するとそれは「好み」です。
自分が好みでない音楽でも、嫌いとレッテルを貼るとどうなるのでしょうか?
なんと!自分が魅力に気づいていないだけかもしれない、素晴らしい音楽にどんどん気付けなくなるんです。
自分の音楽性を豊かにしてくれるのはいつも新しい発見です。
嫌いではなく「好みではないけど、学ぶものがあるかもな…」と考えると、視野が広がって良いのではないでしょうか。
それに実際、長年食わず嫌いだったのを後悔する事、たまにありますよね?
私も28歳まで納豆のネバネバが嫌で食わず嫌いしていたんですが、ふとしたきっかけで今ではほぼ毎日くらい食べてます。
ルーツを探る
私たちの普段聞いている音楽には、かならず元(根源)があるのです。ルーツと言います。
そのルーツというやつを掘り下げれば、より本物らしさを持った音楽になります。
具体的に言うと、あなたに好きなアーティストが居たらその人の出身地とか気になりますよね?
その人がどんな性格に育って、どんな音楽を聞いて今の様なミュージシャンになったかを知るという事です。
これは「古いものを学ぶためだけのもの」と狭義的に捉えてしまわないようにしてください。
温故知新という言葉がありますが、この言葉の通りです。
新たな可能性を広げるためにも、ルーツを知る事が大切なんです。
何で?
よく考えたら何事も、本当に新しく生まれたものなんて方が少ないですよね。何かしらお手本や、大元になるものがありますもんね。
源流をよく探ると、実は新しい発見が隠れています。
だから新しい事をしようと思ったら、ルーツにもどることも大切なんです。
本日の締め
・ギタリストとしてだけでなく、バンドの一員、ミュージシャンとしての視野へ広げていきましょう
・あまり嫌いなものを増やさない。新しい発見が少なくなっていく危険性があります
・ルーツを探ると、古い事を知るだけでなく、実は新たな発見が生まれます
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2018.7.12
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