こんなタイトルで記事を書くと、Fのようなコードが押さえられない方が「助かる!」と思って見てくださるのかもしれません。
でも、Fが難しいコードという話はいつの時代も同じです。
ネットには何万記事ものFコード攻略の方法が乗っているはずですし、この記事もその1つになります。
この記事では私が現在結論として考えているバレーコードに対する考え方を書きます。
ぜひお付き合いください。
バレーとは人差し指、あるいはBコードの薬指のように1つの指で複数の弦を押さえることです。
当然筋力の発達していない人より、発達している方の方が有利なのは事実です。
でも、実際には大人の男性でもならないことはありますし、小学生の女の子がなることもあります。
私の考える結論から先に言いますと、
バレーコードはちょっと練習してできなければ、まだトライしない方が良い。
これがバレーコード攻略への最短ルートと思います。
普通、逆と思いますよね。
バレーコードが弾きたいんだから練習しなくちゃ押さえれないじゃん!っていうのが普通の心情です。
ところが、指1本で押さえる練習をするのはダンベル初心者がいきなり50Kgのダンベルを持ち上げようとするのと似た行為です。
当然しんどい、持ち上がらない、ましてや音楽になりません。
FやBといったコードにトライして良いタイミングがあります。
それはオープンコード(開放弦を含むコード)などを一通り弾き終えて、スケールやテクニックなどもある程度練習してから行うことが望ましいでしょう。
これは徐々にダンベルの重さを増やしていくような感じなのですが、実際に適した練習をすれば、できることが増えている感覚が増えていくだけですので、自然と筋力も身につき、そこまで難しいことではありません。
しかし、そうしてやることでいつの間にかバレーコードへと準備ができるようになってしまうのです。
でもそれを待たずしてトライすることも決して悪いことではありません。
しかし2、3日十分にセーハ練習しても状況が変わらなければ、それは準備トレーニングを再開する必要があるでしょう。
頑張らないでもバレーコードが押さえれるように準備トレーニングをしていく
これを積んでから、FやBなどといったコードへと挑戦してみていただきたいのです。
トレーニングをしながらスケールなどが多少身についた状態になれば、それはさらにみなさんにとっても嬉しい状況と思います。
それまでFが出てくるコードは弾いちゃいけないってこと?
もちろんそんなことはありません。
Fは簡単な押さえ方で代用することができるんです。こちらをご参考ください。
一点注意
適した準備トレーニングというのは人によって少しやり方が異なります。
というか自分の力で、本屋さんへ行ったりネット検索したりしても一般的な方法論が説明されているだけです。
私が過去教えてきたことはもちろんこれから先も変わらないと思うのは、最終的に教える内容が同じとしても、その注意点や順序というのは人により微妙に異なります。
この微妙さが、上達にとても大きな影響を与えます。
バレーに限らず、何かにつまずいている人は同じようなことが起きているかもしれません。
困った事がありましたら、いつでもご相談ください。
ご覧いただきありがとうございました!
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2020.11.17
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