「あいつリズム感がいいよな」学校や色んなところで耳にしますね。
元々備わって生まれてきたんでしょうか?
リズム感は天性のもの?
違います。と、言いたい所ですが、全く関係ない事もないようです…
しかし「やっぱり私はリズム感悪いから無理だ…」と考えるのは早いですよ。
リズム感とは
この記事でも書きましたが、リズム感とは、リズム感とタイム感の2種類の事です。
グループのレッスンで実際によくある例です
メトロノームに合わせて16分音符のブラッシングをするとします。
1小節に16個演奏する事になるので、1拍に4つの音が入るはずです。
A君は、大体合って弾けています。足も踏めています。
B君は、1拍にまず3つくらい弾いて、2拍目の1つ目のちょっとあとくらいに4つ目の音を弾いて、2拍目のウラで5つ目の音を弾く… もうぐちゃぐちゃになってしまいます。
足も踏んでいますがメトロノームに合いません。しかし、本人はどこが合っていないのか分かりません。練習すればするほど訳がわからなくなります。
この場合A君はタイム感がそこそこある状態、リズム感は少し悪い状態です。
B君はリズム感の判断がつかないほど、タイム感が悪い状態です。まずはこれを改善しなければなりません。
皆さんが言ってるリズム感良い、は
このA君のようなパターンです。あまり練習しなくてもある程度出来てしまう人の事です。
B君のようなパターンの場合は、一般的にリズム感(リズム感+タイム感)が”無い”状態です。
心配しなくても
大丈夫です。無ければ養えばいいだけのこと。タイム感もリズム感も改善できます。
絶対条件
リズム感覚が悪いと指摘されると「リズムの才能がないぞ!」と言われているような気がして、ムッとしてしまう人がいます。私もでした。
これは前回も出たダブルイメージの典型例です。
これは大きな勘違いです。才能がないのではなく、まだ無い状態なだけでつくれば良いだけの話です。
ここで腹を立ててしまっては苛立ちで確実に悪い方向に進みます。勘違いしたら成長が止まります。
リズムが悪いと言われる事は、これからリズムを良くする余地が沢山あって最高だという事です。
これがリズム感を向上させる絶対条件という事にしておきましょう。
具体方法
独学では非常に難しいと思います。リズムについては、良いお手本と、うまくいっていないリズム演奏に対しての観察が圧倒的に効率が良いので、分かりやすく根気強く教えてくれる先生に教わってください。
もっともクセの出やすいエリアでもあり、リズムにはこれで良いというゴールがありません。皆さん自身何年もかけて改善する気持ち、根気強く向上していくものというのがポイントです。
本日の締め
・リズム感は人によって先天的な差はあるものの、トレーニングによって改善できます
・リズムが悪いと言われても、これからリズムを良くする余地が沢山あると考えてコツコツやりましょう
・独学では厳しいです。良い先生に習われることをすすめます。
リズムは追及するほど、音楽が楽しくなります。頑張っていきましょう。
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2018.8.26
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