毎日たくさん練習しているはずなのに、中々うまくなっている気がしない…
そんな経験ありませんか?
今日は私の今までで得た発見が、誰かの役に立つのを願って記事を書きます。
経験上の主観が入りますが、上達したい人の参考になれば嬉しいです。
そもそも何で練習するのか?
ギターを楽しみたい?
上手くなりたい?
家族や友達とのコミュニケーションしたい?
ライブをしたい?
プロになりたい?
単に練習が好き?
正解はありません。あなたはどれでしょうか?
一つの法則
人間は向上します。
少しでも良くなりたい、成長したいって思いますよね。私たち人間は向上するのが大好きなんです。
初心者に必要な練習とは
初心者の内は僕もそうでしたが、
とりあえず演奏できそうな曲をいろいろ弾く事。
曲が難しすぎると、ギターって難しいものなんだという固定概念がついてしまってよくありません。
こちらの記事で、初心者がはじめに選ぶと良くない曲などについて書きました。
また練習=苦ではありません。
独学で挫折する人がとても多いのは、いきなり難しい曲にチャレンジしすぎな事です。
経験者に質問すれば曲の難易度くらい分かりますし、聞いて頂ければ私もお答えしますのでご相談くださいね。
向上とは?
「好きな曲をカッコよく弾きたい」
そう思いませんか?
それが、向上なのです。最初の内はそれだけで良いんです。
もちろん「カッコよく」 の定義は人それぞれですね。
ただし、ギタリストの”レベル”によってこの「カッコよく」というものの定義が変わってくるんです!
あなたに当てはまりそうなものを見つけて下さい。
初心者の場合(STEP 1,2,3)
STEP1
「何となく歌が歌えそうな感じでコードをジャカジャカ弾きたいな~」
「簡単そうなメロディとか、ちょっと美味しいフレーズを弾いてみたいな~」etc
これで完璧です!その調子でたくさんの曲を練習していきましょう。
STEP2
STEP1が余力をもって達成できるようになると、次にこんな事を考えると良いでしょう。
「あ、リズムはメトロノームに合っているかな…ちょっとハシってるかも?」
「やべ、もしかして16分音符のピッキングが正確に弾けてないんじゃない?」etc
良いですね順調!基礎練しながら頑張ってください。
STEP3
そして更に上達してきた人は、次にこんな事を考えると良いでしょう。
「スケールって上手い人達は皆弾いてるの?何から練習すれば良い?」
「え、アルペジオってコードをバラバラに演奏するだけじゃないの?」etc
こんな疑問が湧いてきたら、あなたは立派な中級者への階段を登っています。
中級者の場合
「好きな曲をカッコよく弾きたい」の内容がより専門的になってきます。
「何かが本物と違うよなぁ。もっと本物っぽい弾き方や音作りがしたいな。」
「色気のあるニュアンスで演奏できるようになりたい」(気になるあの娘にカッコ良いところみせたい…上達する正常な男子ギタリストです(笑))
「毎回おんなじソロやバッキングじゃ物足りない。アドリブでもっと表現力を高めたい!」
音楽を更に楽しむのに何が必要か? そんな事に、意識が働くようになってきます。
尚、中級者~上級者は更にステップが細分化されますのでこの記事では触れません。
基礎練習に悪いイメージを持たない
よく言われてますよね、基礎練習は大切だって…
私もあんまり言い過ぎるとジジ臭い気がして嫌なんですが。
やっぱり、基礎練習は大事です。
これを回避して上手くなろうとするのは、側転ができないのにバク宙をやろうとしているのと似ています。
しかしあくまで「好きな音楽をカッコよく弾けるようになりたい」ための基礎練習です。
苦しい、嫌いなものをやるための基礎練習ではありません。
私はよく基礎練習は大切ですがそれだけではなく、曲の練習も楽しんでやって下さいと生徒さんにお話ししています。
私の生徒さんには数倍効率の良い方法で身に付けられるように、ベーシックトレーニングは入念にカリキュラムを作り、どのようなクセがあるかを判断した上で指導しています。
本日の締め
・練習で大事なのは、自分の目的に合わせて向上する事です。
・初心者も中級者も問わず、今の自分における「好きな曲をカッコよく弾けるようになりたい」を追及すると良いでしょう。
・基礎練習に悪いイメージを持たないこと。
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2018.7.5
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