上達を感じられない・・
非常によくお聞きする悩みの中に「上達を感じられない」といった内容があります。
せっかく練習しているのだから、実感をともなう上達を得たいものですね。
原因は何でしょうか?
上達とは!?
そもそも「上達」するって・・どういう事?
それは「出来なかった事ができるようになること」ではないかと思います。
当たり前か(笑)いや、そうでもないかもしれません。
人によって上達を感じるポイントは違うけど・・
初心者の人は、何か曲が出来るようになると上達を感じれますよね。
中級者以上の人は、テクニックや早弾きが出来ると上達した気持ちになれます。
上級者の人はより音楽的な深いこと、また【そこ誰が気づくねん?】っていう細かくディテールをちょっとだけでも改善できることで、上達した気持ちを感じることが多いのではないかと思います。
基本練習は全てのレベルで必要です
上記を見ると『初心者は曲の練習をするもの』『中級者はテクニックの練習をするもの』
と安易に捉えてしまうかもしれませんが、そうではありません。
特に初心者の方にとっては、基本練習というワードだけで嫌悪してしまわれる方もおられると思いますが、初心者には初心者なりの分量で基礎練習を行うことの恩恵があります。
どういった基礎をすれば良いか?
初心者の方は、フォームに気をつけて演奏することがとても大切です。
フォームを改善するためのフィンガートレーニング、テクニックのやり方などが間違っていないようにしましょう。
中級者の方は、メトロノームなどを使用しリズムトレーニングをしたり、理論を伴うスケール練習なども大切です。
基礎的な練習が役にたつのは・・
もしかするとずっと後かもしれません。目にみえる効果は感じにくいこともあります。
でも普段のレッスンの中で結構こんな場面に出会います。
私『あれ?〇〇さん、すごくコードの押さえ方が良くなりましたね?』
生徒さん『え、そう?』
不思議なことに実感を伴っていないこともあるようです(笑)
ゆっくり徐々に変化したために気づかないこともあるんですね。
楽しむことを大切に!
逆に真面目な方が陥りがちなのが、練習の大半が基礎練習になってしまい実際に上達が遅れてしまった、というケースもあります。
練習の本質は音楽を演奏できるようになることかと思いますので、目的も忘れないようにしましょう!
結論
上達は実感できることもあれば、出来ないこともあります。
焦らず続けていきましょう!
基礎練習をバランスよく取り入れることでスムーズな上達を狙うことができると思います。
この記事が参考になれば嬉しいです。
本日もお読み頂きありがとうございました。
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2021.1.4
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