日本人は常識っていう言葉に敏感に反応してしまいますね。
この記事には、常識をどういう風にとらえれば良いか?また身に付けるためには?という事を書いています。
また常識には2つあり、良い常識と悪い常識についても書いています。では行きましょう。
私が常識を知ったのはこの時
よく「こんな事、常識だよ」とか言いますよね。皆さんの中にもよくある常識の使いかたなんじゃないかと思います。
私はあるお方とお手紙でこんなやりとりをしたことがありました。私は24歳頃だったと思います。
当時少し精神的な負担を大きく感じ、病院に通いながら、その方へ手紙で不安を打ち明けていました。
その方は、山梨県では有名な和太鼓奏者の方です。残念ながら4年前に亡くなられましたが、私はずっとこの方を心から尊敬し続けています。
「目下、私は○○名の門下の者達への識を上げんと奮闘しております・・」といった内容でした。この時に70台後半で現役の方でした。
文字から伝わる力強さに、私は「識」という言葉の意味を知りました。
常識とは
「識」の事を「新たなスタンダードとなる考え方」と考えてみてください。
「こんな事知ってて当然だ」「常識を守らないと人に迷惑がかかる」・・なに?常識ってそんな事?
赤ん坊は誰も常識なんてありません。ギターをはじめた方ばかりの方にもまだ識はありません。「まだ」ないだけで、非常識なのとは違うんです。
常識とは、成長するために新しい識(スタンダード)を吸収して自らを引き上げていく事です。識をどんどんと高めていくのが本当の「常識」だと、私は考えています。
ギターの道を歩み始めた方
知らない事も沢山あるから、失敗する事もあるでしょう。でもそんなの何も恥ずかしくともないんです。分からない事、知らなかった事を1つ知る度に、「識」を上げていっているんです。
でも、俺は常識人だ!俺はエライんだ!と横柄な態度をとっていては「識」は身に付きません。結果、恥ずかしいギタリストになってしまうんです。
私自身ギターをはじめて20年以上程経ちますが、まだまだ識を上げている最中です。
良い常識と悪い常識って?
先ほど説明してきたのが良い常識です。
では悪い常識とは何でしょうか? それは「識」の向上を阻む考え方をする事です。
つまり「普通はこのくらいが妥当だ」「男だから」「女だから」「○○歳だから」「私には無理だ」。
いいえ、人間は死ぬ一秒前まで成長出来ます。
自分の「識」を上げ続けられる「常に識を持つギタリスト」が1人でも増える事を願います。私も頑張ります。
本日の締め
・「識」とは基準となる考え方の事で、それを上げていくのが大切です
・常識とは、成長するために新しいスタンダードにどんどんと自分を引き上げる事
・成長を阻むのが悪い常識です。正しい識を身に付けていけると良いですね
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2018.11.4
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