今日は京都の生徒さん達の発表コンサート。
みなさんがベストを尽くせるように私もサポート頑張ってきます。
FとかBの様なコードってなりにくいですよね。私でも頑張って押さえてるんですから初級者の方が綺麗にならすには苦労されるでしょう。
どうすれば良いか、みていきましょう。
本日の一言
セーハは、はじめから正しい押さえ方でなくて構いません。段階的に攻略していきましょう。
チャレンジするべきタイミング
はじめて挑戦する曲でセーハが入ってる曲を選ぶのは避けましょう。過去にエレキギターで一日でセーハを押さえられた生徒さんがいましたが、私も含めてほとんどの人がそうではありません。
はじめ3,4曲は簡単なコードの曲を弾けるようになってからで大丈夫です。
セーハを攻略するには?
1 人差し指のセーハだけできれいにならなくてもいい
一度セーハをならせるようになった人は、人差し指だけでも全ての弦を鳴らす事ができます。
でも初心者がそれを見て真似てしまうとうまくいきません。
それは人間の手からすると、この手のコードは不自然な力の入れ方をするからです。経験者はその「不自然な力の入れ方」を訓練して感覚的につかむことが出来た人達なんです。
「じゃあどうすればいいの?」この答えですが、意外な結論 ⇒ 【はじめから正しい形で押さえないで構いません】
2 押さえ方はむちゃくちゃでもまず鳴らすこと
人差し指で6弦から1弦をぜんぶ覆います。そしてピックでなぞってみてください。
はじめての人は多分、全然ならないでしょう。そこで何とかして押さえ方を色々変えてみて下さい。ちょっとだけなる押さえ方が分かると思います。
ただし、ここでも正しい押さえ方をしている事はほとんどありません。でもそれでOKなんです。
まずは力を入れて、頑張ってなんとなく感覚を掴む、何よりも「この経験を繰り返す」のが効きます。
3 ぐちゃぐちゃでも、はじめはOK
FコードやBコードなど全体的に押さえてみて綺麗にならないと思います。それでも構いません。
数か月その状態で色んな曲を弾いてみて下さい。
するとおそらく手は疲れるしコードはちゃんと鳴らない状態ですが、筋力は少し付いてきているはずです。
そこで少しずつ正しい形に押さえ変えていく訳です。
番外編 : 楽器のコンディション
意外に盲点なのがこれです。しばらく弾いてないギターや、メンテされていない中古ギターは弦高が標準よりも低い、あるいは高くなっている事が多いのです。
初心者の方には、どういうことか分かりにくいと思いますので、階段と靴に例えます。
弦高が高いギターでコードを押さえるのは、100段ある階段を軽いスニーカーで登るか、片足1kgのおもりが入ったトレーニングシューズで上るかくらいの違いがあります。
階段を登るだけなら良いですがギターはそのまま弾き続けることになるので、楽器店に相談して弦高を下げたりナット溝の調整をしたりと、早めにリペア対策をとってください。
本日の締め
セーハは、はじめから正しい押さえ方でなくて構いません。段階的に攻略していきましょう。
ある程度、今回の記事の内容が実践できたと思った方は、正しいフォームのコツなど、こちらの記事を参考にしてください。
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2019.2.3
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