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【大人のギタリスト必見!】指は本当に早く動くようになる?

日頃のレッスンをしていて感じることです。人生の先輩(私が現在30代ですので・・)の皆様が「本当にギター弾けるかなぁ?」とか「本当に指が動くかなぁ」と仰るのを非常によくお聞きするので、記事にしようと思いました。

ベルギーのカフェにいたワンちゃん

 

私の経験と、科学的な見地からこの問題を見つめてみたいと思います。それでは見ていきましょう。

 

結論

指は速く動くようになります。

ただしここでは初級者の方を対象にした一般的な「速度」です。特殊な奏法や超絶技巧速弾き、などは含みません。

(ただ個人差があるので、具体的に「テンポ○○○の16分音符」というような表現もできませんが。)

 

速く動かないと思う理由

年齢による衰え、と考えるからでしょう。

確かに物事を認知してから行動する反応時間は20代が最も早いとされていますが、単純反応においては世代の差は見られないという事も研究されています。

でもギターに必要なのは「反応速度」だけではありません。

 

新しい事を吸収する力

MITの年齢における知能変化の研究が行われており、新しい情報を吸収する能力は実は50歳前後がピークだと言われています。

という事はそれ以上の世代の皆様も、新しい情報を吸収する力は若い世代に負けていないことになります。というかむしろ高いという事ではないでしょうか。

実際に私の生徒さんを見ていても、個人差はあれど年齢はほぼ関係なく新しく吸収する力をお持ちだと思います。

 

どうすれば速く動く?

ギター演奏は「認識」「行動」を繰り返す作業でもあります。それぞれをトレーニングしていけばどちらも早くなります。

 

認識作業とは

「あっ、次は2弦の8フレットだ!次はこの音にスライドで・・」のような事や、楽譜をみてどんな弾き方をするか読み取る作業能力です。

これは向上できますし、慣れて記憶もできる事なので大丈夫です。速くなります。

 

行動作業とは

・基本的フィンガリングに無駄がないか ・速く演奏する能力 ・チョーキングをする際などの「力」的な問題 ・アルペジオなどの細かい運動を伴う運動

などです。どれも正しい演奏法を知りトレーニングすれば、大丈夫でしょう。それぞれの技術は速くなります。ここで大切なのはきちんと正しいトレーニングを積むことです。

 

フィジカルについて

ギター演奏には筋力は必要ではありますが、スポーツマンの必要とするそれには到底及びません。楽器を練習することで自然と必要な筋肉は発達してきます。

しかし実際に、身体に不具合を起こしやすい年齢でもあるので、無理は禁物です。異変を感じた時は直ちに練習をストップして十分な休息をとり、場合によっては医師に相談しましょう。

 

本日の締め

・指は早く動くようになります。(具体的にどのくらいか、は個人差があります)

・新しい情報を吸収する力に長けている世代です

・ギター演奏に必要な「認知作業」と「行動作業」をトレーニングしてゆけば結果的に「指が早く動く」ようになるでしょう

ギターを演奏する皆様を心から応援しています!

 

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BLOG, 【D】大人のギタリスト向け

2018.12.7

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