色んな教則本があります。YouTubeに上がってる教則動画もたくさんあります。私も10代の時からこれまでたくさん見てきましたが、正直身になったものというのはほんのわずかです。
ではどうしたら、良い教材や学習が出来るものを選ぶ事ができるようになるのか?この記事で、それをお伝えしたいと思います。
何で本を買う?
まず自分が何をマスターしたいのかを考えてみましょう。出来れば自分で考えるだけでなく先生にも確認をしてみてください。
「自分の上達にとって本当に必要なものを教えてほしい」と聞けば教えてくれるはずです。
たとえばそれが
・スケール だったり
・音楽理論 だったり
・リズム だったり
・コードトーン だったり
・ピッキングテクニック だったり
・読譜
このいづれだったりするわけですね。
忘れていませんか?
自分が習得するべきことを忘れて、Amazonギター教則の売れ筋ランキングやレビューを鵜呑みにしていませんか?
「たくさんの人が見ているんだな、この本は・・」
「なんか評判もいいし、うまくなれそうな気がする」
「○○月経ったらこんなギターが弾けるようになるんだ!」
これで買ってたくさん練習してもほとんどが身に付きません。
なぜでしょうか?
教則本、最大の罠
速弾きテクニックや、特殊な奏法、かっこいいジャズ・フレーズ、ファンキーなリズムプレイ・・
魅力的ですよね。これ全部、魅力をもった商品なのです。
皆さんそれを「身に付けた自分」というイメージを買っているようなものなんです。
でも、実際に音楽がそこまで簡単なものならば、そこら中にプロの音楽家だらけになっているはずです。そう、簡単にはマスターできないんです。
身に付けるべきは
商品を買って終わり、ではなく きちんと音楽能力が身に付くようなもの を選びましょう。これが良質な教則本です。
現在出版されている教則本の多くが、本当に習得するべき内容以外である付加価値を付けて販売されています。
「繰り返すだけで上達」「○ヶ月で完全マスター」「○○流、○○奏法マスター」
・・これをやって本当に1年後か分かりませんが、マスターできていると思いますか? 上っ面だけがうまくなっていく事が多いのです。
でも、やり始めたならその効果を知る必要はあります。せめて十分の期間、取り組んでください。
そして後で振り返って、本を買った時に思い描いていた事と身に付いた事を比べてみて下さい。
できれば先生にもマスター出来ていると思った事を確認してもらうと良いでしょう。(出来た「つもり」になってしまっていないか確認するためです)
うまくいかなかったり、混乱が生じたりしている場合は、残念ながら逆効果ですので、その手の教則本はよくない事になるかもしれません。
本日の締め
・自分が何で教則本を買うのか、しっかりと考査してみてください
・タイトルやレビューに左右されて、自分が習得したい(するべき)ことを忘れてしまってはいけません
・きちんと音楽能力があがる教則本を選ばないと、大事な時間をムダに過ごしてしまう可能性が高くなることを知っておきましょう。
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2018.11.7
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