ミュートって知ってますか?ギターの演奏では避けられない、押さえておかなくてはならない基本です。
で、ミュートって何?
この記事をかくきっかけ
以前こちらの記事でピッキングの時の右手の親指付け根の置き位置について書きましたが Twitterでご質問頂きましたので、補足でこの記事を書く事にしました。
右手の親指の付け根の置き位置は固定ではありません。
この記事にあたってのお断り
この記事は写真ではかなり分かりにくいため、伝わりにくい可能性があります。
できれば対面してこの方法を教えてくれる方を探してください。
ミュートとは
ミュート(MUTE)というのは「止める」という意味です。
なんでミュートするの?
理由があります。
・ノイズを消すため
ノイズとは
弾きたい音以外の音がなっちゃう・・
こんな経験ありませんか?
たとえば1弦の10フレットとかを弾いているときに6弦がなってしまったり、2弦をチョーキングをした時に、上の弦がなっちゃったり・・
これがノイズです。意図していない雑音なので鳴らしてはダメなんですね。
どうやってする?
これを勘違いする人が時々いるのですが、ならないようそーっと弾いたり、丁寧に弾いても、ノイズは出るので違う方法を使います。
右手で止めます。
右手のミュート
ちなみに今回は「音止めのためのミュート」になります。
「ミュート奏法」とは違いますので片隅に入れておいてください。
やり方ですが、「弾きたい弦のひとつ上の弦までミュートする」これになります。以下、具体的なやり方の説明です。
まず右手のどの部分をあてるかをもう少し具体的に確認しておきましょう。
分かりやすく開いて見せるとこんな感じ
実際にピッキングするとこんな感じ かぶせるだけです
わかりますか?
前回は「親指の付け根」とざっくり表現しましたが、正確には親指の付け根のふくらんだ母指球というところと、手首の少し上あたり全体です。この2か所を以下「右手の接地点」と呼ぶことにします。
この辺りを弦においてください。
やってみよう
6弦から順番にピッキングしてみてください。
ー この時ー 右手はピックガードに親指の付け根を置いておきます。
次に5弦を弾きます
- この時ー 右手の接地点がはじめて6弦にのります。実際6弦を弾いて音がとまってますか?
次に4弦を弾きます
- この時ー 右手の接地点が5弦にのります。実際5弦を弾いて音がとまっているか確認してください。
次に3弦を弾きます
- この時ー 右手の接地点が4弦。実際4弦を弾いてとまっているか。
次に2弦を弾きます
- この時ー 右手の接地点が3弦。実際3弦を弾いてとまっているか。
次に1弦を弾きます
- この時ー 右手の接地点が2弦。実際2弦を弾いてとまっているか。
ミュートの恩恵
どうですか?音止まりましたか?
ひとつ、良い事をお伝えしたいと思います。
今のやり方で、ピッキングもすごくやりやすくなるんです。(そんな感じ・・しませんか・・?)
一つ上の弦まで、右手の接地点が移動していると、ピックの位置が弾きたい弦に近づいているのが分かりますか?
これがミュートの恩恵です。一石二鳥なので是非マスターしておきましょう。
補足
練習の時は歪ませると、ノイズが目立っていてかえって良い練習になります。
またこれはあくまで基礎運動ですので、実際に曲などを演奏して、この動き方をゆっくり練習されるといいのではないかと思います。
何かまた質問があればTwitterで私へ質問してください。Facebookでも結構です。こちらにリンクを貼っておきます。
https://www.facebook.com/birdseyegs/
本日の締め
・ミュートとは、ノイズを消すためにやるテクニックです。
・ミュートをする事でピッキングがやりやすくなるという有難い恩恵があります。
・右手の接地点を弾きたい弦のひとつ上の弦に置き、移動しながら弾いていく。
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2018.10.14
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