ギターをはじめた人ならば、アルペジオという言葉を知っているかもしれません。
でも意外とアルペジオをよく知らない経験者の人もいるんです。今日はアルペジオについての記事です。
アルペジオ奏法
コードを押さえた状態でジャーン!と演奏するのがストローク奏法ですがそれに対し
タ・ラ・リラ~ン タ・ラ・リラ~ ラ~ン で分かるでしょうか?
1本ずつ弦を演奏する奏法です。これをアルペジオ奏法といいます。
うまく弾くコツ
ストロークの時よりも一音一音をはっきり鳴らす必要があります。たとえばCコードで5弦の薬指がしっかり押さえれていなかったとします。
ジャーンと全部弾くとき5弦の音がはっきり聞こえなくても、他の音が聞こえてたらあまり気にならないでしょう。(勿論全てきれいになるべきです)
しかし、アルペジオ奏法をする時には1本ずつ弦をはじきますので タ・ラ・リラ~ン とキレイに聞かせたいのがしっかり押さえれていないと
タ・ブッ・リラ~ン という感じになってしまいます。
ですのでコードの押さえ方をもう少しシビアに考えて演奏します。
分散和音
アルペジオには分散和音という意味があります。
これは文字の通り、和音を分散させて演奏するという事です。しかし先ほどお伝えしたのは、アルペジオ”奏法”として知られるもので、実際私たちが練習するべきもう一つ別のアルペジオがあります。コードトーンとも呼びます。
コード・トーンって?
和音を構成する音の事です。Cコードであれば ド・ミ・ソの事をコードトーンと呼びます。
このダイアグラムで黄色がド、青がミ、3弦の開放がソです。赤はド、1弦の開放はミ。
よって低い方から ドミソドミです。 音は3種類だけ。
某有名な
アニメ映画 となりのト・○ロ~ ト・○・ロ~
のメロディーは ドレミファ ソ ミド~になりますが、このメロディーの ソ ミ ド の部分がCのコードトーンです。
同様に
Dm では レファラ
Em では ミソシ
F では ファラド
G では ソシレ
Am では ラドミ
Bdim では シレファ
以上が、各コードのコードトーンになります。
さらに沢山の種類がありますが、少しずつ覚えていくと良いでしょう。
いつ使うの?
先ほどのメロディーを演奏する時のように部分的に登場する時もありますが、私たちが主にコードトーンを練習する理由はアドリブをとるためです。
アドリブというと 適当に演奏するとかその場のインスピレーションで弾くと漠然なイメージを持たれている方も多いのですが、実は上達の道はアドリブ上達の道といっても良いくらい重要なものです。
よってこのコードトーンの練習というのは外せません。
本日の締め
・アルペジオには1本ずつ弾くアルペジオ奏法と、アドリブなどに使用されるアルペジオ(コード・トーン)の2つがあります。
・上達の道は、アドリブ上達の道といっていいくらい大切なものです。
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2018.9.12
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