上手い人って手が縦横無尽に動いていて、すごいな~って思いますよね。
今回も前回の記事に書いたローからハイポジションまでシームレスな動きを目指すための続編・練習方法をご紹介したいと思います。
初中級者向けです。
考え方
ギター以外の楽器でボーカル、ピアノ、サックスなどイメージしてください。
ギター以外の楽器の表現を参考にすると見えてくるものがあります。
楽器は違えどミュージシャンが演奏するのは同じ音楽です。 皆、それぞれの楽器の持つ低音から高音まで、自由に演奏しています。
ギターはどんな方法でやれば低音から高音まで滑らかに弾けると思いますか?
よくやる方法としてはスケールラン、グリッサンド、ピッキングをあまり使用しないレガート、アルペジオ等を用いてネック上を広く使う事が考えれます。
ブロック状のポジションをどうやって打破するか?
次に楽器を物理的に見ます。ギターは各弦によって隔たれて、フレットによって区切られています。
どうやって他の楽器奏者のような低い音から、高い音まで滑らかな表現が出来るのでしょうか。
正解は 平行か、斜めに動く事。
スケールのポジションは基本的に縦に動くようになっています。
そこで、平行か斜め移動をするには、複数のポジションを結合する必要性があります。
複数のポジションを結合して、平行または斜めに動けるように練習すれば良いでしょう。
例:メジャースケールの結合
例えばこの2つのポジションを3弦でスライドしてポジション移行します。
すると最低音から最高音のレンジが広がります。
■この2つを組み合わせた一例
スマホの方は拡大してごらんください
例:ペンタトニック・スケールの場合の結合
よく使うポジションを中心に、1つ低いポジションと、1つ高いポジションを探しておきます。
そして①1つ低いポジションからスタートして、②中心のポジションにうつり、③1つ高いポジションへと移行します。移行時はスライドなどを使用すると良いでしょう。
ここではAマイナー・ペンタトニックスケールを例で考えます。
1つ低いポジション(2~5フレット)
中心のポジション(5~8フレット)
1つ高いポジション(7~10フレット)
■これらを組み合わせた例
スマホの方は拡大してごらんください
一点注意!
今回の練習法は、まずメジャースケールの5ポジション、3ノートパーストリング、ペンタトニックスケール5ポジションを先に覚えている事が望ましいです。
本日の締め
・目的はボーカルや他の楽器のように、継ぎ目なく低音から高音まで演奏できるのをめざす事
・縦に動くのではなく、平行もしくは斜めに動きます
・いくつか基本的なスケールポジションを把握してから、斜め移動も練習してください
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2018.8.25
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