スケールっていう言葉、皆さん聞いたことありますか?
何か知っていますか?
♪あなたも知ってます
ピアノの鍵盤があります。
白い鍵盤だけ押せばドレミファソラシド聞こえますね。
あれがスケールです。
かえるの合唱のメロディーはドレミドレミソミレドレミレ~ってなってますよね。
いろんな曲がドレミからできています。
スケールとは音階とも呼ばれます。
ポピュラー音楽の大半は、このスケールといったものを基に、
曲のメロディーやコードを創り出しています。
メロディーや、コードがない曲を探す方が難しいですよね。そのため、スケールは必要になるわけです。
♪スケールは練習しなくちゃいけない?
音楽を普段話している日本語と考えてみると、
スケールとはあいうえおの50音の様なものです。
はじめたばかりの初心者の間は、会話もまだ出来ない状態です。
その状態でスケールをがっつりと練習する必要はありません。それよりも必要なのは演奏の練習です。
押さえるコードの種類など、少しずつ出来る事を増やしていくだけで問題ありません。
上達してきたら人と音楽で会話をしていけるように、音楽のあいうえお50音(スケール)を覚えていきましょう。
♪ちょっと想像してみてください
普段聞いてる音楽の中にはいろんなタイプの曲があります。
明るい曲や、悲しい雰囲気の曲、民族的な雰囲気の曲などたくさん… なんでこんな雰囲気の違う曲が存在するのでしょうか?
実はそれがスケール達なのです。
明るい、暗い、民族的… スケールにも色んな種類があります。
この雰囲気のことをカラーと呼びます。様々なカラーを持ったスケールがあります。
最初に学ぶのが メジャースケール(長音階)です。
♪メジャースケール(長音階)の音の並び方
それでは2弦の1フレットお押さえてみましょう。
そこから2弦だけを使って動いていきます。
2フレット動く時は全音(以下、全)とよび、1フレット動く時は半音(以下、半)といいます。
これで皆さんの知っているドレミファソラシドになりますね。
♪ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)の音の並び方
メジャースケールに対して、マイナースケールというものがあります。
正確にいうとナチュラルマイナースケール。ここでは理論的な内容は省きます。
このスケールは先と違う間隔で演奏します。
違った雰囲気がしませんか? これがカラーの違いです。この音階はナチュラルマイナースケールと呼びます。
このように異なる雰囲気を持つスケールがたくさん存在します。
「スケール使って、一体どうするんだ!?」と思いますよね。
そこで、次にレベル別にどうやってスケールを使えば良いか説明します。
♪効率的なスケールの吸収法
まずギター歴が数ヶ月の初心者の方:
低いポジションでひとつだけメジャースケールのポジションを練習してください。
目的:運指練習です。
ギター歴が半年くらいの初心者の方:
ポジションを三つ覚えましょう。
目的:運指練習です。一つは最初に覚えたので、あとの二つは低いポジションと高いポジションのひとつずつ覚えてください。
それも覚えられた方:
頑張ってあと二つ覚えましょう。そうすればメジャースケールの5ポジションと呼ばれる基本的なポジションは OK です。
目的:アドリブなどへの基礎準備
中級者を目指す皆さん:
この五つに加えて、一本の弦につき、3 音弾くスリーノート・パー・ストリングと 呼ばれる7つのポジションを練習しましょう。
目的:アドリブの演奏性を高くするための基礎準備
なんだか、色々あるんだなぁ…スケールって7つも覚えないとだめなの?そんな気がしてしまいますよね。
必ずしも覚えないといけないという事はありませんが、しっかり上達したいという方には必須ポジションです。
アドリブをしない人でも、簡単なソロを弾けるようになりたいですよね。コード弾きにオカズを入れたり。
そういった時にも役立ちますので、5ポジションまでは頑張って覚えておくと良いですね。
それにこの覚え方 「5ポジション ⇒ スリーノート・パー・ストリング」で部分的に似ているところもあるため、
全く新しいポジションをはじめから覚えるよりも、少し覚えやすいと思います。
ポジショニングについては非常に大切な事なので、また別記事に書きます。
本日の締め
・スケールはメロディーやコードの元になる大事なものです
・メジャースケールを覚えましょう
・色んなカラーをもったスケールが存在します
・5ポジションを覚えたら、スリーノートパーストリングというポジションを練習すると効率的
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2018.7.16
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