こんにちは、バーズアイギタースクール田中です。
エレキギターの練習で、音が周りの方へ迷惑がかからないか、気になる所と思います。
私も自宅で練習する際は、時間と環境に気をつけています。
エレキギターの特徴
当然エレキギターは、アンプにつながなければ音は出ません。
でも気をつけたいのが、アンプなしで練習して音を静かにしよう、と言うのも正しいのか微妙なところです。
というのもエレキギターはアンプとセットではじめて楽器の本当の表情がわかる楽器。それにはやっぱりアンプから音を出すのが基本と言えます。
オススメ練習の手段
アンプを使用> 生音で練習> スマホ・マルチエフェクターなどのアンプシュミレーター
大きくこの三択くらいでしょうか。お勧めの順に書きました。
間違いなくアンプを使うのがベスト
これは疑うこともないでしょう。
しかし注意したいのが練習の目的です。練習は大きい音を出すことが目的ではありません。
大型アンプを大音量で鳴らす必要はないと思いますので、小型の練習用アンプが十分です。
ヘッドホンも
直接アンプから音を出すのが難しい場合には、ヘッドホン端子のついたアンプでヘッドホンを着用しましょう。
イヤホンでも構いませんが、音の出る範囲の小さなイヤホンだと一局的に耳を傷める原因となるかもしれません。
ただし、個人的に私はヘッドホンを装着すると耳が押さえつけられる感じであまり好きではありません。
生音はいい方法
生音がなぜ良いのか。それは、当たり前ですが音が出せない人にはこれが最少の音量だからです。
ただしアンプを通さないとどれだけの強弱のタッチで弾いているかや、弾いてない弦の振動を確認することができないため、やはりアンプを通した練習も必須です。
静かな環境であればフィンガリング練習や、スケール、曲の構成確認などの練習を十分することが出来ます。
スマホアプリやマルチエフェクターのヘッドホンは?
最近はスマートホンなどでギターの音を出せて便利です。しかし、スマホアプリのアンプシュミレーターを使う人は少し注意してほしいことがあります。
いろんな音が出るものがありますが、スマホのアンプシュミレーターでは演奏している本来のダイナミクスや音の長さが分かりにくくなります。マルチエフェクターも同じです。
すると演奏のケアができない下手なギタリストになる可能性が高まります。あくまで練習の補助としてとどめるのがおすすめです。
フラクタルオーディオやケンパーといったプロユースの高性能モデリングアンプ、アンプシュミレーターなどは高価で性能が非常に良いので、それらとは混同しないように考えてください。
道具ではなく、「練習の仕方」で解決!
どうやって音を小さくするかに拘りすぎてしまうと練習を敬遠してしまう原因にもなりえます。
それよりも、意外と弾く時間や場所などを見直してみるとうまくいくかもしれませんね。
①周りの方に迷惑にならない時間を探す
②周りの方に迷惑にならない場所を探す
この2点を抑えれば、音を小さくする方法論よりも解決策になるかもしれません。
こちらの記事にも書いておりますのでご参考ください。
本日の締め
・エレキギターはアンプから音を出すのが基本です
・アンプを使う>生音>スマホなどのアンプシュミレーターを使う
・時間と場所で、迷惑になりやすい場面を避けられます。
家で音が出せない方のお役に立てば嬉しいです。
BLOG, 【N】音量を抑える工夫, 【P】人気記事 エレキギター|ヘッドホン
2018.3.26
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